ストーカー対策

ストーカーに尾行されているかも?探偵が教える尾行回避テクニックと対処法

ストーカーに尾行されているかも?探偵が教える尾行回避テクニック

「ストーカーに尾行されているかも?」とストーカーの存在に恐怖や不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか?
拡大するストーキング行為として、狙われるのはテレビに出ている有名人ばかりではありません。

一般の人でも通勤・通学中に気づかないうちにストーカーに尾行されているというケースは少なくありません。
すでに自宅や職場を特定されていたり、個人情報を知られている可能性もあります。
大きな事件や問題にならないうちに、解決しておく必要があります。

ここでは車や徒歩で「ストーカーに尾行されているかも?」と感じたら、まずは試していただきたい探偵が教える尾行回避テクニックと対処法を紹介します。

広がるストーカー被害!あなたも尾行されているかも?

2014年7月、アイドルグループへのプレゼントにGPS発信機が組み込まれていたことがニュースになりました。

人気グループAKB48の握手会暴行事件から間もない時期でしたので、熱狂的なファンのストーカー行為として、事務所も相当ナーバスになっていました。

また、そうしたストーカーの被害は、有名人だけではなく、一般市民にも拡大しています。

街で偶然見かけたり、電車やバスで同乗した相手に一目惚れをするといったシチュエーションは昔から珍しくはありませんでした。

ただ最近社会が病んできているのは、一方的に好意をもった相手の個人情報を入手し、つけ回すというストーカー行為に走る輩が増えてきた事です。

そんなストーカーの標的になってしまうのは、本当に街を歩いていただけだったり、あるいはネットのSNSに自分の写真をアップしただけだったり、はたまた勤めているお店の客に笑顔でサービスしてることがきっかけだったりします。

SNSに軽々しく個人情報をアップするのは軽率だと言われるかもしれませんが、それ以外は普通に生活をしているだけでもストーカーの標的にされてしまうわけです。

すでにあなたもストーカーの標的にされていて、尾行されているかもしれません。

ストーカーの尾行を回避する3つのポイント

まずストーカーがすることは、ターゲットの行動監視、つまり尾行です。

ここからは探偵が教える尾行回避の基本テクニックを紹介します。
ストーカーの尾行を回避すれば、とりあえず行動監視されるという恐怖からは開放されるでしょう。

尾行を回避するときのポイントは3つ、

  1. 決まった時間で生活しない
  2. 予測不能な行動をする
  3. 振り返りながら歩く

といった点です。

1. 決まった時間で生活しない

毎日決まった時間に家を出て、決まった時間に帰ってくるというのは、ストーカーにとって大変ありがたい生活パターンだと言えます。規則正しい行動は、ストーカーの手助けをしているようなものです。

そこで、ストーカーに行動を監視されないためには、不規則な行動をすることです。

とはいえ、昼夜反対の生活を送れとかいう極端な話ではありません。

出勤時間を毎日一定にせず、出来ればプラスマイナス2時間くらいの幅を持たせれば、行動監視は大変やりにくくなります。

そんな長時間待ち伏せていれば、近所の人が不審者として通報する可能性も出てきますので、まずは出勤や通学で家を出る時間を出来る限りばらけさせることです。

もちろん帰宅時間もバラバラにするのが理想的ですが、あんまり夜遅くならないようにしましょう。

2. 予測不能な行動をする

次に目的地まで行くのに、最短距離で行動しないことです。予想不能な行動でストーカーを惑わす必要があります。

わざと反対方向へ行ってみたり、無意味に店に入ってすぐに出てきたり、とにかく予測不能な行動をされると尾行は難しくなります。

電車やバスを利用して、発車直前に降りるといった、TVドラマでよく使われる尾行回避方法も大変有効です。

毎日やる必要はありませんが、方向音痴のようにあちこちをさ迷いながら歩くことは、ストーカーの尾行から逃れるベストな方法でしょう。

3. 振り返りながら歩く

尾行を本職にしている警察官や探偵が尾行相手にされて、もっともイヤな行為は、相手が頻繁に振り向くことです。

あからさまに何度も振り返ると、逆にあなた自身が不審者と思われてしまいますから、ある程度の節度は必要です。100メートル歩くごとに、立ち止まったりしながら、すれ違う人を目で追う感じで自然に何度も振り向きましょう。

探偵や刑事も嫌がる振り返りをすることによって、ストーカーを発見することが出来るかもしれません。
しかし、ストーカーを発見することで、さらに大きな恐怖や不安が待っていることでしょう。

次にストーカーの気配を感じたり、尾行されていた場合の対処法を解説します。

ストーカーの尾行への対処法!警察か探偵に相談

こうしたストーカーの尾行回避術を駆使して、ストーカーの気配がなくなればいいのですが、最近のストーカーのしつこさは並大抵のものではありません。

もしストーカーの気配を感じたら、やはり警察や探偵といったプロに相談することをお勧めします。ストーカーと直接対峙するより警察か探偵に問題を解決してもらうべきです。

相談相手を警察にするか探偵にするかという判断の基準は「物的証拠があるかどうか?」でしょう。

冒頭に上げたアイドルへのストーカーのように、自分のバッグの中などにGPS発信機が入れられていたら、迷わずそのGPS発信機を持って警察署に駆け込みましょう。物証があれば警察は動いてくれます

しかし、ストーカーの気配は感じるけど、相手が特定できないし、本当にストーキングされているかどうかもわからない、といったケースであれば、やはり頼りになるのは警察より探偵になります。

依頼主であるあなたの納得のいく調査をしてくれるはずです。ストーカーの気配を感じたら自衛手段で身を守りつつ、すぐにストーカー調査の専門家である探偵に相談しましょう。