ストーカー対策

女性ストーカーの特徴と対策方法

女性ストーカーの特徴と対策方法

女性ストーカーは、男性ストーカーに比べて凶悪な事件が少ないこともあり、あまりその存在を知られていないようです。しかし、実際は女性ストーカーにつけ回されて日常生活もままならないという男性は少なくありません。

ここでは女性ストーカーになりやすいタイプや特徴を知って対策方法を考えていきましょう。

女性ストーカーになりやすいタイプ

過去のつらい恋愛経験から男性を信じられなくなった女性や、自分に自信が持てない女性、また逆に自信過剰な女性がストーカー行為に走りやすいといわれています。

男性に対して不信感を持っている女性は、男性の携帯や行動をチェックして自分がすべて把握しておかないと気が済まなくなります。知らないうちに男性の交友関係まで調べあげたりもします。

自分に自信がない女性は、好きな男性に依存して自分のもとに縛りつけようとします。まだ交際していない段階でも彼女きどりで振る舞い、他の女性を男性に近づけようとしません。異常に嫉妬深いタイプと言えます。

自意識過剰な女性は、自分は優れた人間だから嫌われることなどないと思っているため、恋人に振られるという事実を受け止められないことがあります。

好きな人を失うことより自尊心が傷つけられることが悔しく、腹いせにストーカーをするケースがあります。

他にも女性ストーカーには他にも様々なタイプがいます。

  • 何かに依存しているタイプ
  • 人嫌いなタイプ
  • 文句が多いタイプ
  • 妄想癖が強いタイプ
  • 調査魔なタイプ
  • すぐに結婚を語るタイプ
  • その他

あなたの周りに思い当たる女性がいたら気を付けましょう。

女性ストーカーの特徴と怖さ

女性ストーカーは粘着質でしつこい被害が多く、男性の会社の前での待ち伏せはもちろん、会社への電話や被害者の実名を書いた文書などを送りつけ、出張先にまで現れる場合もあります。つまり男性の息の根を止めるかのような行為に出るのです。

実際にあったストーカー被害では、男性の職場に「○○さんからひどいことをされた」と女性からの電話が毎日かかってきて、男性は仕事どころではなくなり、ついには会社を辞めざるをえなくなったというケースがありました。

また、男性が既婚者であっても、自宅にまで押しかける女性ストーカーも珍しくありません。ターゲットになってしまったら、たとえ何の関係がなくても「あなたに相応しいのはこんな女じゃなくて私よ」などと常軌を逸したことをわめきたてたりもします。

女性ストーカーの真の怖さは、自分の妄想に周りまで巻き込んで事を大きくしてしまうことです。被害者にはなんの心当たりがなくても、いかにもそれが真実であるかのようにあちらこちらで吹聴されてしまえば、中には女性ストーカーの言い分を信じる人も出てきます。男性ストーカーとは一味違うタチの悪さです。

女性ストーカーによる事件

ここで怖い女性ストーカー事件を一つ紹介します。

人気バンド・スピッツのメンバーである草野マサムネさんが、11年間にわたり女性からストーカー行為を受けていたことをご存知の方も多いことでしょう。

彼女が自分のことを草野さんの恋人だと思い込んだきっかけはスピッツのライブでした。草野さんがファンのみんなに向かって手を振ったのに対して、彼女は自分に一目惚れして手を振っていると勘違いし、そこから、草野さんが彼女の職場や自宅やさまざまな場所に何度も会いにきたという妄想が始まったのです。

周りの人間に自分が草野さんの恋人であると吹聴し、草野さんが所有しているマンションで郵便受けをあさったりインターホンを鳴らし続けたり、草野さん宛に卑猥な映像をアップロードしたこともありました。更には、彼女の妄想であるにもかかわらず草野さんから婚約破棄の損害賠償を1億円も脅し取ろうとするなどなど、書き上げればキリがないほどのストーカー行為を受けていました。

草野マサムネさんは、この事件のあとライブ恐怖症ではないかとの噂がたちましたが、ストーカーされていた期間や被害の内容を思えば無理もありません。

この女性は妄想癖が強いタイプで、草野さんとしてみればとんだ迷惑行為を受けた訳ですが、11年間も放置してきたのは、歌手という人気商売ゆえ女性ストーカー問題などマスコミに取り上げられたくないということだと思われます。

女性ストーカーの対策方法

女性ストーカーは、男性ストーカーと違って直接的な暴力行為の割合は少ないのですが、昔から刃傷沙汰という、女性が男性を刃物で刺す事件はたくさん起きています。また、第三者の男性を使って暴力行為をさせるケースもよくあります。陰湿で粘着質なのが特徴です。

男性はついつい女性ストーカーを甘く見がちです。しかし、油断していると痛い目を見ます。

女性ストーカー対策としては、まず当人同士での問題解決は避けた方が良いでしょう。冷静に話し合いができるような女性は少ないかもしれません。

第三者が間に立って、女性がストーカーする動機を無くすような対策が必要です。

女性は思い込みが激しいのが特徴ですので、それを利用して、そんな女性が最も嫌うような男性を演出するのも一つの方法でしょう。

別れさせ屋という探偵の工作があります。本来は工作行為はあまりおこなうべきではありませんが、相手が女性ストーカーの場合ならやむを得ない面があります。

女性ストーカー対策に強い探偵に相談してみましょう。