ストーカー対策

警察は証拠がなければ動かない!探偵ならストーカー対策をどこまでやってくれるか?

警察は証拠がなければ動かない!探偵ならストーカー対策をどこまでやってくれるか?

忍び寄る影!ストーカー対策は誰に相談すればいいのか?

ストーカー対策の場合、警察に出来ることと、探偵に出来ることがあります。

特定の個人につきまとい、行動を監視したり嫌がらせ行為を行うストーカーと呼ばれる連中が社会問題になってからかなりの年月が経っています。

中にはストーカー行為がエスカレートして殺人事件にまで発展したケースもあり、それ以後「ストーカー規正法」と呼ばれる法律が施行されましたが、現在もストーカー被害は後を絶ちません。

そんなストーカーの被害にあった場合、すぐに警察に相談すればいいのでしょうか?

あるいは探偵を雇ってストーカー対策に乗り出した方がいいのでしょうか?

ストーカー対策 警察に出来ること出来ないこと

ストーカーにつけ狙われていると感じた場合、まず警察へ相談することを考えるのが一般的でしょう。

警察は市民の安全を守るのが仕事ですので、遠慮なく相談しても構いません。

明らかなストーカー行為が確認された場合、警察は犯人に警告をしたり、それでも行為が収まらない場合は逮捕してくれたりもします。

ただし、警察は市民全員を守ることが仕事なので、被害者一人を24時間警護してくれるわけではありません。

一応所轄の交番のお巡りさんが重点的に巡回してくれたりします。しかし、基本的には被害をうけた証拠を示さなければ、警察は動けません。

公共サービスですので、警察を呼び出してもお金が掛からないというメリットもありますが、事前対策や警護にはあまり役に立たないと思っていいでしょう。

必要とあれば、警護もしてくれる?探偵のストーカー対策は小回りが効く

一方、ストーカー対策の相談相手として考えられるのは探偵です。

部屋に仕掛けられた盗聴器の発見から、ストーカーの正体を探り出すための張り込みや尾行、あるいはストーカーから身を守る身辺警護まで、料金の範囲で幅広くストーカー対策をしてくれます。

警察は証拠がなければ動いてくれませんが、探偵は契約して料金を支払った瞬間から、すぐに動き出します。

そしてストーカーの正体を特定することや、ストーカーを撃退することなど、幅広く対応していますが、民間企業なので全て有料サービスになります。

また、警察のような公的な捜査権はありませんので、ストーカーが乗っていた車のナンバーから個人を特定する、といった違法行為は出来ません(これをしてくれる探偵は違法捜査をしている可能性が高い)。

さらには依頼人の身辺警護は、警備業の資格をもった探偵業者でなければ、行動を制限される場合もあり、探偵に相談する場合は、ストーカー対策の対応能力や、コンプライアンスなどに注意して依頼する必要があるわけです。

探偵と警察をうまく使い分けてストーカー対策を!

ストーカーにつきまとわれていると感じた場合、

  1. 警察に相談する
  2. ラチがあかない場合は、探偵を雇って相手を特定する証拠をみつける
  3. 証拠を持って警察を動かす

というパターンが一番でしょう。

また警察沙汰にして、相手に逆恨みをされるのがイヤなら、警備業を兼業する探偵を雇い、あくまでプライベートで話をつける方法もあります。

探偵に依頼することでお金は掛かりますが、安全や生命を買うと思えば安いものかもしれませんね。